初日の話
9月19日、今回のチェジュ島旅行は4泊5日だったのだけど、彼女の仕事の都合ではじめの2日は一人で過ごすことになっていました。
宿は彼女がairbnbで予約してくれてたので、空港からはタクシーに乗り、運転手さんに住所を見せて連れていってもらいました。
空港の外は一見沖縄っぽいんだけど、ぜんぜん暑くない不思議。
たしか、15分で1000円くらいだったかな。着いてみると周りは何もなく、畑が広がり、遠くに永遠に広がる海が見えるロケーション。
すごく田舎にきてしまった感。なんだか懐かしさを覚えながら、部屋を訪ねました。
部屋に近づくと、部屋の持ち主のお兄さんが迎えてくれて、なんと流暢な日本語で部屋の説明をしてくれました。すごいなー。
さらに、僕が車を持ってないことや、食べ物を持ってきてないことを知ると、カップ麺と2Lの水とオレンジジュースをくれた。それも、ただで。
泣いた。
ひたすら散歩した、彼女がくるまで
彼女がくるのは次の日の夜だったので、それまでやることがありませんでした。
天気はすこぶるよかったけど、車はないしバスはどこにいくか分からなかったので、初日の夕方はとりあえずのんびり散歩をしてました。
美しい。
こうして夜になったのでした。
1日目、おしまい。
2日目の話
2日目も朝から晴れていて、とりあえずまた散歩をしてました。
海が広かった。
また昨日と同じ道を通ったりして、
美しい。
疲れたら宿にもどって、Kindleで本を読んだりして、かなりのんびりすごしてました。
彼女がきた、台風とともに
夜まで長い時間をのんびりと過ごして、タクシーを拾って空港に迎えにいきました。
日中はあんなに天気が良かったのに、この時すでに小雨と風が吹いていて、小説なら悪いことが起きそうな情景描写。
早めに空港についてしまった僕は、空港のカフェでアイスコーヒーを飲みながら彼女をまちました。
心はまるでハチ公、待つことしばらく。
彼女がいらっしゃいました。ああ、長い2日間でした。
彼女がくると、僕たちは車を借りるために、空港の駐車場の送迎バスにのってオフィスに向かいました。たしか、5分くらいで着きました。
利用したのはAJ RENTACARで、ネットで日本語の予約ページもありますが、韓国のサイトのほうが金額が安いようだったので、彼女に予約してもらいました。
こうしてついに、海外ではじめて運転するときがきました。
最初の右折には注意を、大きく曲がるな
手続きを終え、彼女が真剣な表情をしながら車体に傷がないか写真をとるのを待って、車に乗車してみると、あら不思議。
たしかに、左ハンドルではあるんだけど「車は車」という感じで、変に違和感がないという違和感がありました。
出発前は出口付近に立ってる小さいオフィスの前で、車両点検を受けてから出かけるようでした。ちなみに、ナビは韓国語か英語なようです。
そうして、車道に出てみると、あら不思議。
日本と走行車線が反対ではあるんだけど「道路は道路」という感じで、変な違和感がないという違和感がありました。これまた。
その感覚が本当にやっかいで、僕は最初の右折を日本の右折の感覚で大きくまがりかけて、危うく事故りかけました。
対向車がいなくて助かりました。これはまじで要注意です。いのちをだいじに。
どこに行こうか、台風のなか
翌日、起きてみると前日までの天気が嘘かのように台風到来してました。
前日の右折で海外で運転する恐さを知った僕にとって、これは「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」が如き試練。
ずっと部屋にいるわけにもいかないので、勇気を出して運転にでかけました。
台風のなかどんな場所に行ったかというと、
山の方にある古民家をリノベーションしたオシャレな本屋にいって、素敵な韓国語の絵本を買ったり、
別な山の方にあるオシャレなカフェ兼雑貨屋で、美味しいケーキを食べて、オシャレな皿をかったりして、
それから、市場にいってお土産物色したり、トッポッキやおでんを食べたりして、
それから、近くのデパートに入ってるトイザらスで「ワンカード」という韓国のUNOのようなものを買って宿に戻りました。
これ、やたら白熱して楽しかったです。4回くらいでやめてしまったけど。
この翌日も台風でしたが、美味しいお肉を食べにいったりして、結果、なんだかんだ台風の日でも、すごく楽しくすごせました。
もちろん、天気のいい日にいろんな観光地を回りたいのですが、これはこれで悪くなかったです。運転けっこう恐かったですけど。
晴れの日のドライブは最高なんだろうな〜、要リベンジですね!
おしまい。