4ヶ月(1ヶ月半+2週間+2ヶ月)
ドミトリー:1ヶ月半
ホテル:2週間
シェアハウス:2ヶ月(現在も継続)
华东师范大学に留学することを決めたものの、寮が満員だと言われ、泣く泣く8人部屋ドミトリーに住むことに決めた9月。上記が以降の住空間の遷移です。
ドミトリーでは、さまざまな人たちと出会い、さまざまな人たちのいびきに悩まされました。
耳栓をしてもまったく効き目がないツワモノが泊まったときには、数日眠れないこともありました。
それから4ヶ月、ドミトリーにいた頃と全く同じ金額で、いま部屋に一人で暮らしています。(シェアハウスですが。)
一度だけ、隣の部屋のネパール人がタイタニックのテーマを熱唱し、夜中に目覚めたことがありますが、それ以外はいたって快適な暮らしを送っています。
ここで、それぞれの「良かった点」「良くなかった点」を振り返りたいと思います。
ドミトリー
<概要>
大学の最寄り駅から2駅(もしくは、チャリで15分)の位置にあるユースホステル。ここに9月から1ヶ月半お世話になりました。
多くの西洋人が利用する、趣のありかつオシャレななユースホステルです。もちろん、中国人も泊まっています。8人部屋ドミトリーが1泊80元。
ホテルは、こちら。「シャンハイ ロック ウッド インターナショナル ユースホステル」
◉良かった点
(施設について)
・建物全体に清潔感がある
・ボスのおばちゃんがとてもいい感じ
・シャワーの水圧がとてもいい
・1階のラウンジのコーヒーが、ちょっとだけ安い
(ドミトリーという環境について)
・ルームメイトから果物もらったりできる
・西洋人とは英語で、中国人とは中国語で会話できる環境なので、2言語の練習になる
・いろんな国籍の人たちが、一斉に笑った時、ちょっと世界平和を感じられる
◉良くなかった点
(施設について)
・8人部屋で1泊80元は、実はちょっと高い
・洗濯機の競争率が高い(1回8元)
・乾燥機は使っても乾かない(1回8元)
・Wifiがとても弱い
・備え付けのドライヤーがやたらうるさい、22時を超えると使えなくなる
(ドミトリーという環境について)
・いびきをかく人が来ると絶望する
・はじめこそ英語を喋れる環境に奮起するものの、日々変わるメンバーに同じ話をし直しつづけることが嫌になってくる
・ベッドのうえだけが自分独自のスペースというのは、やはり狭い
・帰っても勉強スペースがないため、カフェにいくことが多くなり出費がかさみがちになる
<総評>
海外の留学ブログを見ると、たまに「ドミトリーに泊まって外国人と交流!これで英語上達しました!」というのを見ますが、やっぱり合う合わないがありますね。
見ず知らずの人と一緒の部屋で泊まるというのは、どうやってもストレスです。特に寝れない日が続くと、外国人との交流どころではなくなってしまいます(笑)
でも、最初の1−2週間くらいは、すごくワクワクしたし間違いなく楽しかったです。
英語も中国語ももっと喋れるようになった暁には、こういう生活はもっともっと楽しいでしょうね。
ホテル
<概要>
ドミトリーで暮らしてから1ヶ月半、完全に身も心も衰退していました。また、カフェ代にも悩まされていたので、「これなら、少し高くてもシングルのホテルに泊まったほうがいいのでは・・・」と、1日100元のホテルに居を移したのでした。
ホテルは、こちら。「ハンチング ホテル」
◉良かった点
・部屋に一人で眠れる
・荷物の置き場の心配がない
◉良くなかった点
・綺麗ではない
・シャワーの水圧が壊滅的
・ちょっと臭い
・虫も住んでる
<総評>
一人で眠ることのありがたみを感じられました。電気を消したあとの静寂、はじめての夜は涙が出そうでした。
一方、シャワーの水圧は壊滅的で、毎日シャワーを浴びる瞬間が苦痛でした。「水圧」。これほど、一つの圧について考えたことは初めてだったかもしれません。
シェアハウス
<概要>
ホテルに暮らして数日、大学の事務に寮の空き状況を尋ねてみるも、「今期は空いてない、なんなら来期だって厳しい」と言われ、本格的に部屋を探し始めました。
中国では部屋探しのアプリもいくつかありますが、最終的に頼ったのは日本人向けの某掲示板です、ここで大家が日本語を喋れるシェアハウスを見つけました。1日あたり80元で水光熱ネット使い放題です。
◉良かった点
・自分が定住できる場所がある、という安心感を得られる
・洗濯機が無料で使えるし、順番待ちしない
・電気ケトルがあるので、カフェ行かずともインスタントコーヒーが飲める
・ネット環境が安定している
・水圧がとてつもなく良い
◉良くなかった点
・大学まで遠い(部屋出てから大学に着くまで1時間)
<総評>
もうとても満足です。毎日を健やかに過ごせています。
まとめ
寮は安くてすばらしい。寝坊しても授業に間に合う。でも、外で悪戦苦闘しながら暮らしてみるのも、いい経験になります。何より、学校内にいるよりも、より中国のあれこれと触れ合う機会が多いです。
もし寮に入れない!なんて人がいれば、その逆境はすばらしいチャンスです!