WK4を振り返ろう
上海での大学生活が始まってから、早くも1ヶ月が過ぎました。
本当に、「早くも」です。信じがたい程のスピードで、1日が終わっていきます。人生を早送りしてる気分です。
これに、語学力の成長スピードが見合えばいいのですが、ところがどっこいです。
すっとこどっこいです。くぅ。
こんな時に思い出すのが、「はじめてユーカリを食べたコアラの話」です。
はじめてユーカリを食べたコアラの話をしよう。
コアラといえば、ユーカリを食べることで有名ですが、実はユーカリは有毒性の植物で、コアラにしか食べることができないらしいですね。
ついつい、こんなことを考えそうになりますが、ここでひとつ想像してみましょう。
コアラは初めからユーカリを食べることができたんでしょうか?
プーチンに抱かれたコアラ思い出すな…なんでプーチンに抱かれたコアラで出てくるのか。 pic.twitter.com/9z3Ujt91mP
— のそ子 (@nosonoso) 2017年10月12日
個人的な推測ですが、はじめのはじめ、コアラの祖先たちは、他の動物と同じようにユーカリを食べることができなかったんじゃないでしょうか。
でも、日がなのんびりした生活を送りたいコアラに、他の動物と食料を競い合う術はなく、ある日思いつくんですよね。
そこで、祖先のコアラは、試しに食べてみるんですが、残念ながら、ユーカリの毒にやられて敢えなく亡くなってしまいます。
しかし、誰も食べていない葉っぱはユーカリしかないことを悟ったコアラたちは諦めません。
何回も噛んで消化をよくしてから飲み込んだり、毎日すこーしずつ摂取するようにしたりして、まるでスギ花粉アレルギーを治すために、毎日摂取して克服する用の「スギ花粉米」を開発した人間かのように、頑張ってきたわけですね。
あきらめずに、食べ続けた。
われわれには、ユーカリしか残されていない。
そう思い込んで、木にしがみついて。
自分を信じ続けたわけですね。
偉大なことを成し遂げるには、
行動するだけではなく、夢見ること。
計画するだけではなく、信じること。アナトール・フランス/19世紀のフランス人作家
この結果が、ぼくらが今知るコアラです。
コアラといえばユーカリ。ユーカリといえばコアラ。
陰には血のにじむ努力と多大な犠牲があったことを匂わせないほどに、当たり前の事実になりました。
つまり。
夢を見続けよう。自分を信じ続けよう。
自分は、必ずや中国語がペラペラになると。英語もペラペラになると。
いつか、今の悩みが嘘かのように、ペラペラに誰とでも中国語や英語で会話してる自分になるぞ、と。
たとえ、腰を痛めても。鼻水がズビズビで喉がガラガラになって、1日授業を休んでしまったとしても。
ああ、風呂につかりたいなあ。一人部屋で寝たいなあ。生野菜のサラダ食べたいなあ。2杯目のコーヒーは100円で飲みたいなあ、と思ったとしても。
でも、ユーカリ食べれるようになるまで頑張るぞ。自分にはユーカリしかないんだ。木にしがみつくぞ。
・・・そういうことです。(笑)
追伸。
コアラのはなしは、あくまでぼくの想像です。事実とは思いっきり異なる可能性があります。
追追伸。
先日、初のクラス会がありました。これがもうめちゃくちゃ楽しかったです。
毎日楽しく過ごしていることは、間違いありませんので、ご安心ください。