到着とトキメキ
福岡空港から1時間20分、那覇にきました。那覇に旅行に来るのは実に6年ぶり。
6年…。小学1年生が中学1年生なる年月ですよ。ひえぇ。
空港を出ると、ムワッとする暑さが身体に張りついて「ああ沖縄だー!」と思うのだけど、観光客のガヤガヤ感がない。
まず向かったのはホテル。旭橋駅から徒歩10分、少し遠いのだけど1泊3000円。
決め手は「ベッドの寝心地がよい」というレビュー。(ほんとにいいシモンズのベッドでした。)
歩いていると、街角に素敵なコンクリート造の建物を発見。南国の花が3階の窓まで蔦を伸ばしてます。
中華料理屋というのがまた良い味を出しているのですが、閉店しちゃったのでしょうか。惜しいなあ…。
外の暑さに我慢できず、ホテルに早めに着いたのですが、ご好意で1時間早くチェックインさせていただきました。
とても感謝でございます。
お散歩とノスタルジー
荷物を置いたらお散歩。美味しいゴーヤチャンプルが食べたくてお近くの人気店に。
ゴーヤがシャキシャキでめちゃくちゃ美味しい。
調理を始めたあと、突如外に出ていってしまったときには、ゴーヤ無事なのか!?と心配したものですが、結果的に全く問題なし。すごい技術だ…。
腹ごしらえができたのでお散歩を再開。国際通り方面へぷらぷら。
鮮やかな花に、くねった木。遠くに見える、石造りの骨組みに古びた看板。
それから、しばらく歩くと解体工事中の土地を眺めるタクシーの運転手さんを発見。
思い入れのある場所だったのか、もしくは観光客の少なさゆえに時間ができて佇んでいるだけなのか。
でも、僕は思うのですが、慌ただしい日常のなかで、一つの場所に佇んでボーっと同じ景色を眺める時間というのは、ある種の豊かさと言えるのではないでしょうか。
もちろん、それは生活の保証があってのことでしょうけども。
市場とスコール
市場通りもぷらぷら。多くの観光客で賑わってたイメージがありましたが、全然人がいません。
それにしても、あらためて見てみると歴史を感じるなあと。戦後すぐにできた場所なのでしょうかね。
こうして、沖縄の歴史をあまり知らないことに気づいたのでした。知ろう。
他にも、やちむん通りをぷらぷらしたりして、トータル2時間くらいは歩いてたのではないでしょうか。
疲れたのでホテルへ戻ります。帰り際に那覇市役所をチラリ。
僕は通るたびに見惚れてしまうのですが、この建物すごくカッコいいんですよ。生きた遺跡、と呼びたい。
そんなこんなでぷらぷら歩いてたら、土砂降りのスコールにおそわれ、びしょ濡れでホテルに戻りました。
続く。